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洗濯マスター直伝!「正しい洗い方」で、タオルをふわっと長持ちさせよう!

2018.03.01

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洗濯マスター直伝!「正しい洗い方」で、タオルをふわっと長持ちさせよう!

「家で洗濯したタオルって、ごわごわで気持ちよくない」「ふかふかだったタオルがすぐにへたってしまう…」。そんなあなた、タオルの洗い方を間違っているのかも…!

今回は東京西川の洗濯マスター、品質管理室の小瀧奈美に「正しいタオルの洗い方」を教えてもらいました。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、タオルがふわふわになるんですよ!

小瀧奈美

品質管理室

小瀧奈美

ガーゼとパイルの両面タイプのタオルがお気に入り。「洗濯後のタオルを使うのが楽しみになるよう、気合を入れて洗い方のポイントをご紹介します!」。

ガーゼとパイルの両面タイプのタオルがお気に入り。「洗濯後のタオルを使うのが楽しみになるよう、気合を入れて洗い方のポイントをご紹介します!」。

ちなみに…品質管理室って何するところ?

品質管理室って何するところ?

品質管理室とはその名のとおり、販売前の製品の品質チェックなどをする部門。「使用や洗濯による色の変化、ほかのものに色移りしないか、パイルの抜けにくさや発生する羽毛の程度などを、さまざまな機械を使い調べています。いま販売されている東京西川のタオルは、すべてここの検査をクリアしているんですよ」。さっそく、繊維や素材を知り尽くしたプロに「正しいタオルの洗い方」を伝授していただきましょう!

 

タオルをふわふわにする5つの鉄則

 

ステップ1 新品はまず水洗い

まずは洗濯機で水洗い(洗剤は使用しなくてOK)。タオルの地糸が引き締まり、パイルが抜けにくくなります。使ったタオルを洗濯する際はタオルだけを洗うのが理想ですが、なかなか難しいですよね。ほかの衣類と洗うときはネットに入れると、絡まらず、生地を傷めません。

 

ステップ2 水量はたっぷり

最近の全自動洗濯機には節水モードがあるものが多く、少ない水量で洗うのが主流。でもタオルは、たっぷりの水で泳がせるように洗うと生地が傷みにくいんです。目安は、設定よりも2目盛り多い量で!

水量はたっぷり

 

ステップ3 必殺!くず取りネット

特におろしたてのタオルは、毛羽が落ちやすいんです。あらかじめ洗濯機に付いているネットのほかに、100円ショップなどで売っている「くず取りネット」を使うのがオススメ!

くず取りネットがおすすめ

浮いてきた毛羽をキャッチ

吸盤などの固定式タイプを、水面ギリギリのあたりに取り付けると、浮いてきた毛羽をキャッチしやすくなります。

 

ステップ4 柔軟剤で甘やかさない

「ふわふわなのは柔軟剤を使っているから」と思う方も多いでしょうが、実はコレって間違い!柔軟剤はパイルが抜けやすくなり吸水性もダウンするので、「ごわごわしてきたな」と感じるまでは、生地を甘やかさずに洗剤のみで洗いましょう。洗剤の種類は、使用量を守れば粉末でも液体でも問題なし。粉末洗剤の場合は、洗剤の溶け残りにご注意ください。

 

ステップ5 干す前の“フルフル” 

東京西川の社員研修でも伝授される(!?)という、秘伝の“フルフル”。干す前にパタパタと軽くタオルを振ることで、寝ていたパイルを起こします。目安は10~20回、あくまでそよそよと風をあおぐイメージで。バサバサ振るのは逆効果です。これをやってから干すと、タオルが見違えるようにふわふわになるんですよ!

干す前の“フルフル” 

 

ほかにもある!タオルを長持ちさせるコツ

・タオルを使ったあとは、乾いていても雑菌が繁殖しているので、こまめに取り換えることも忘れずに。

・干す際は、できれば風通しのよい日陰で外干しを。日差しを浴びすぎると、色あせたり、ごわついたりする原因になります。直射日光が当たる場合は、乾いたらすぐに取り込むといいでしょう。

・タンブル乾燥はタオルをふっくら仕上げる乾燥方法のひとつですが、形崩れや縮みが発生したり、徐々に生地が傷んだりしますのでご注意ください。

 

使用環境や条件により一概には言えませんが、実際にこれらを実践している小瀧は、1年以上経ってもタオルが傷まず、買い替えも不要なんだそう!ちょっとしたコツで、いつものタオルがふわふわに長持ちするテクニック、ぜひご自宅でお試しください。

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