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吉本ユータヌキの それゆけ!タオルくん 〜第1回 タオルの正しい洗い方〜

2020.02.19

知る
吉本ユータヌキの それゆけ!タオルくん 〜第1回 タオルの正しい洗い方〜

はじめまして!

実はタオルソムリエの資格を持っている、漫画家の吉本ユータヌキです!

この連載では、西川さんでタオルを作って12年!社内一のタオルマニアであり“タオルの達人”と呼ばれる三田村哲也さん(通称:ミタムー)に、タオルのあれやこれやを初心に返って教えてもらい、それをレポート漫画にしていきます!

レポート漫画の登場人物

第1回は「タオルの正しい洗い方」について。
基本中の基本ですが、実は勘違いしているかも…なテーマです。

「タオルの正しい洗い方」について

そうなんです!
僕もタオルソムリエの勉強をするまでは、柔軟剤を使えば使うほどフワフワなタオルで最高〜〜〜と思ってたんですが、それは勘違いでした。

 

柔軟剤で甘やかさない!

柔軟剤は最終手段

柔軟剤を使うと、パイルが抜けやすくなり吸水性もダウンするってご存知でしたか?そして、タオルは一度失った吸水力を戻すことはできないみたいです…ガーン。
なので「ごわごわしてきたな〜」と感じるまでは洗剤のみで洗うのがベストで、柔軟剤は最終手段として使うのが良いみたいです。
ちなみに、タオルを近くで見るとわかるんですが、パイルというのはループ状になった糸のこと。それが抜けることでほつれの原因となります(ほつれた糸は引っ張らず、その部分だけ切り落とすのが◎)。

 

たっぷりの水で泳がせる

多めのお水で悠々と泳がせる

水道代を節約したい気持ちもすご〜くわかりますが、タオルを長持ちさせるには、多めのお水で悠々と泳がせてあげてください!そうすると生地が傷みにくくなります。
また、新品のタオルは一度水洗い(洗剤なしで)しておくと、地糸が引き締まり、パイルが抜けにくくなります。あ、下ろし立てのタオルは毛羽(けば)が落ちやすいので、洗濯する際は100円ショップなどで売っているクズ取りネットを使うのがオススメ!

 

やさし〜く“フルフル”

10〜20回ほど、そよそよと軽くタオルを振る

フルフル…?なんじゃそれ!
と思いますが、これは西川おすすめの技なのです!内緒ですよ!干す前に10〜20回ほど、そよそよと軽くタオルを振ることで、洗濯によって寝ていたパイルが起き、フワフワに乾きます。これをやるとやらないでは肌触りに大きな差が生まれます…!ぜひぜひお試しあれ…!

以上が「タオルの正しい洗い方」でした!
甘やかさないけど、ときには優しく。ほんと、我が子のように大切に育てることが大事なんだな〜と改めて感じました。
ちなみに、今回の3つのポイントを実践していた西川社員さんは、1年以上経ってもタオルが傷まず買い替え不要だったとか…!すごい!

 

※詳しくはこちら

 

さぁ!これで洗い方をマスターしたということで、次回は洗い方と同じぐらい大事な「タオルの正しい干し方」についてレポートしたいと思います。では、お楽しみに〜!

吉本ユータヌキさん

漫画家

吉本ユータヌキさん

2児の父親で関西在住の漫画家。以前勤めていた会社で今治・泉州タオルの製造に携わり、タオルソムリエの資格を取る。もともと枕にタオルを敷いていないと眠れないぐらいのタオル好き。小旅行でもタオルを持って行きすぎて妻に怒られたこともあったりなかったり。ふだんは子どもたちとの平凡な日常を漫画にしている。

2児の父親で関西在住の漫画家。以前勤めていた会社で今治・泉州タオルの製造に携わり、タオルソムリエの資格を取る。もともと枕にタオルを敷いていないと眠れないぐらいのタオル好き。小旅行でもタオルを持って行きすぎて妻に怒られたこともあったりなかったり。ふだんは子どもたちとの平凡な日常を漫画にしている。

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