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吉本ユータヌキの それゆけ!タオルくん 〜第2回 タオルの正しい干し方〜

2020.03.16

知る

皆さま、こんにちは!

実はタオルソムリエの資格を持っている、漫画家の吉本ユータヌキです!

この連載では、西川さんでタオルを作って12年!社内一のタオルマニアであり“タオルの達人”と呼ばれる三田村哲也さん(通称:ミタムー)に、タオルのあれやこれやを初心に返って教えてもらい、それをレポート漫画にしていきます!

第2回は「タオルの正しい干し方」について。

前回に続き、基本中の基本ですが、これまた勘違いしているかもしれないテーマです。

まさかまさかの!天日干しはあまり良くないとのことでした…。たしかにカラカラになったタオルも今までたくさんあったなぁ…と反省ばかり。

 

実は日陰で干すのがベストでした

たしかに日光を当てると紫外線により殺菌できて、取り込んだときもあったかくてすごく良い状態のように思えるのですが、実はタオルにとっては良くない環境でした。

そんなこと教わってないぞ…!と言いたくなるような衝撃の事実ですよね。

ベストなのは“風通しの良い日陰”です!日陰シートやサンシェードなどを利用するのも◎

 

そんなにゆっくり干してるヒマがない〜って人の中には、薄めのタオルを選ばれる方も多くいます。分厚いタオルだと乾くまで時間がかかってしまいますからね。

触り心地の好みもあるかと思いますが、生活リズムに合わせてタオルの種類を選んでみるのもオススメです。

ここまで日陰干しを推奨してきましたが、もちろん直射日光で殺菌するのも悪くありません。あくまでも長時間直射日光で干し過ぎないように!ということに注意していれば問題ないかと思います。

そういえば、お昼寝も直射日光が当たった状況よりも、ポカポカ天気の良い日の日陰で畳に転がるのがベストですもんね。タオルも人も同じなのかも。

 

じゃあ部屋干しはどうなの…?

ですよねですよね、まず大きなポイントとしては“乾燥時間をできるだけ短く”すること。湿気は菌が増える原因となってしまうので、短時間で乾かすようにしましょう。

 

なので、短時間で乾かすための工夫として…

 

・洗濯物を干す際は、3cmを目安に感覚を十分に取り、長いものを外側・短いものを内側に干すと風通しが良くなり◎

 

・部屋に湿気がこもらないよう、扇風機や除湿機を使って部屋の空気の循環を良くするのが◎

 

・最近では浴室乾燥機や室内除湿乾燥機などもあるので、それらを利用して

早く乾かすのも、生乾き対策には◎

 

…また、部屋干しの臭い対策に関しては別の回でくわしく説明したいと思います。

 

というわけで今回は「タオルの正しい干し方」でした!

これからまた暖かくなってきます。どうしてもポカポカ良い天気の中、洗濯物を干したくなりますが、タオルには少し優しく、気長に日陰で干してあげてくださいね。

漫画家

吉本ユータヌキさん

2児の父親で関西在住の漫画家。以前勤めていた会社で今治・泉州タオルの製造に携わり、タオルソムリエの資格を取る。もともと枕にタオルを敷いていないと眠れないぐらいのタオル好き。小旅行でもタオルを持って行きすぎて妻に怒られたこともあったりなかったり。ふだんは子どもたちとの平凡な日常を漫画にしている。

2児の父親で関西在住の漫画家。以前勤めていた会社で今治・泉州タオルの製造に携わり、タオルソムリエの資格を取る。もともと枕にタオルを敷いていないと眠れないぐらいのタオル好き。小旅行でもタオルを持って行きすぎて妻に怒られたこともあったりなかったり。ふだんは子どもたちとの平凡な日常を漫画にしている。

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