チョコレートバイヤーがお届けする「チョコレート×タオル」のバレンタインギフト
2024.02.06
贈る2月のイベントといえば、バレンタインですよね。
恋人はもちろん、仲の良い友人や、いつもがんばっている自分へのご褒美にチョコレートをプレゼントすることも定番になりました。
いつもはチョコレートだけ贈る人も、今年は少し趣向を凝らし、デイリーに使えるタオルを添えてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
そこで今回はチョコレートのセレクトショップ『c7h8n4o2』の代表を努める、児玉寿瑞奈さんにチョコレートをセレクトいただきました!
贈る相手ごとに、おすすめのチョコレートと、ぴったりなタオルをご紹介します。
大切なパートナーにはカカオにこだわったビーントゥーバー
最初にご紹介するのはカップルで贈り合うのにおすすめのチョコレート。
児玉さんが選んだのはイタリアトスカーナ地方のチョコレートブランド『アメデイ』の「チュアオ」です。
「ヴェネズエラ北部に位置するチュアオ村で収穫されたカカオ豆で作ったビーントゥーバーです。
カカオ含有量は70%で、ベリー系の果実やはちみつのような芳醇な香りが魅力です。
実はチュアオ村で栽培されているカカオは量産できず、非常に貴重。
そのため1年で2万枚限定での生産で、1枚ずつナンバリングされているんです。
大切な恋人にはこの貴重な1枚をプレゼントしてみてはいかがでしょう」
この特別なチョコレートと合わせたいのは<watairo rich(はなわた)>のフェイスタオル。
「ボリューム感があり、リッチでしっかりしたタオルですよね。チュアオのようにカカオ感のしっかりとしたイメージとマッチします」
<おすすめのタオル>
大好きな家族には味も見た目もカラフルなミニバー♪
次にご紹介するのは、家族に感謝をこめて贈りたいチョコレート。
ポルトガルにあるショコラティエ『ショコラタリアエクアドル』のミニバーとパラソルチョコは、ビターからミルクまで、テイストが選べます。
「風味も味わいも違ったチョコレートがいろいろあるので、甘いものが苦手なパパや、甘いものが好きなお子様にもぴったりです。
見た目もカラフルでかわいく、手に取るだけでうきうきしてしまいます。
このブランドは視覚・味覚・嗅覚・聴覚・触覚のすべてに訴えかけるように作られています。
ぜひ一度召し上がっていただきたいブランドです!」
カラフルなパッケージのチョコレートには、カラフルな「しあわせの今治ガーゼ」をセット。
「ガーゼのやわらかい肌触りが、お年寄りや小さいお子様のいるご家庭までみんなを包んでくれそう。
色のバリエーションも豊富でミニバーのパッケージともマッチしますよね!」
<おすすめのタオル>
“友チョコ”にはビッグサイズのチョコレートクッキー!
もう定番になった“友チョコ”。
児玉さんのイチオシは、イタリアのピエモンテ州にある小さな街・ケラスコの1882年から続く老舗お菓子屋さん『バルベーロ』が作る大きなチョコレートクッキー「トルタ1881」。
「重さは290g、直径は18cmととても大きなクッキーです。
ホームパーティーなどみんなが集まったときに、ちょっとずつ割りながら食べると盛り上がります!とは言ってもおいしいので一瞬でなくなっちゃうんですけどね(笑)。
クッキーながら、味はビターで重厚。アクセントに塩味が効いているので、食べ飽きないんです。
大人におすすめの味わいです!」
ホームパーティーにぴったりの「トルタ1881」には、<newmine(髪にやさしいタオル)>をあわせてみてはいかがでしょう。
「友人とパジャマパーティーをして、入浴後にみんなで髪にやさしいタオルを使いながらわいわいと美容の話をしたいです。
そんなシーンをイメージして選びました」
<おすすめのタオル>
凹凸構造、吸水性に優れたパフィールコットンを使用し、髪の水分を素早く吸収。髪の長さに合わせてタオルの長さを考えたサイズをご用意しています。
いつもがんばっている自分には伝統的なチョコレート
“友チョコ”に続き、自分への“ご褒美チョコ”も定番になりましたよね。
自分用にちょっぴり贅沢なチョコレートを選ぶ時間は至福のひととき。
児玉さんが選んだのは、イタリア、シチリアにあるモディカという街の老舗『アンティカ・ドルチェリア・ボナイユート』のホワイトチョコレートです。
「自分を甘やかすため、たまにはしっかりと甘いチョコレートはいかがでしょうか?
ヨーロッパのチョコレート文化は、16世紀頃にスペイン人がメキシコからカカオを輸入し、広まりました。
モディカは当時スペイン人に支配されていたため、古くからチョコレート作りが根付いていたそうです。
モディカ産のチョコレートは、現在でも当時の製法で作られているのが特徴。
砂糖の融点に達する前に加熱を止めるため、カカオの香りと砂糖の食感がしっかりと残っています。
ホワイトチョコレートはミルキーな味わいで、コーヒーや紅茶と相性抜群です」
リッチでオーセンティックなホワイトチョコレートには、同じくリッチな<watairo rich(もちわた)>をセレクト。
「このタオルは、実際に触ってみると本当にもちっとぜいたくな肌触りですよね。
ふわふわ&もちもちなタオルで自分自身を癒してあげたいと思いました」
<おすすめのタオル>
極めて甘く撚った太い糸を使い、しっかりと織り上げ、上質に仕上げました。もっちりとした弾力と、しっとりとした柔らかさで包み込まれるような触感で癒されてください。
児玉さんに聞いたチョコレートの魅力
幼少期からチョコレートが大好きで、現在はチョコレートのセレクトショップを立ち上げ、代表として活躍している児玉さん。
「祖母の家に近くにチョコレート工場があり、祖母の家を訪れるたびに直売所で買ったミルクチョコレートを食べていました。
それがとてもおいしくて、その頃からチョコレートに魅了されるように。
中学生の頃は、学校の近くに海外のチョコレートを買えるお店があって、こっそり寄り道しては海外のチョコレートも食べていました。
大学に入ると、ちょうどジャン=ポール・エヴェンといったショコラティエブームの時期で、ますますチョコレートの魅力にハマり、社会人になりさらに深掘りしていくようになりました」
海外のショコラトリーからお取り寄せをしたり、長期休暇のたびにヨーロッパを旅して現地のチョコレートを探したりと、チョコレートの推し活をしてきた児玉さん。
それまでチョコレートとは関係ないお仕事をしていたそうですが、「やはりチョコレートに携わりたい」と退職し、チョコレートショップでのアルバイトを経て、2015年に『c7h8n4o2』を創業しました。
「きっかけはチョコレートを探すために訪れたポルトガル。
先ほどご紹介した『ショコラタリアエクアドル』に偶然入ったのですが、そのチョコレートが本当においしくて…。
色々と私の思いを伝えた所、店主に『お店をやるなら今だよ!』と背中を押されて、決意しました」
ネット販売からスタートし、あっという間に実店舗を構えるようになるまで成長した『c7h8n4o2』。百貨店でのPOP-UPに出店するなど、目まぐるしい毎日を送っている児玉さんですが、その忙しさを癒してくれるのもまたチョコレート。
「販売するチョコレートは流行りや売れるものは考えてなくて、本当に自分が好きなものをセレクトしています。
『売れなかったら自分が食べればいいや』という気持ちで(笑)。
でも、そうやって選んだチョコレートはお客様にも気に入っていただけて、本当にリピーターの方が多いんです。
接客のなかで、「プレゼントに添えたいので」と相談を受けることも多く、バレンタインの時期は定番のチョコレートにさらにタオルなどを添えて、スペシャルな贈り物にしていただきたいです」
ちなみに店名の『c7h8n4o2』の読み方は「チョコガカリ」。文字列はチョコレートの原材料であるカカオ豆に含まれる「テオブロミン」という成分の化学式なんです。
そんなチョコレート愛に溢れる児玉さんがセレクトしたチョコレートとタオル。ぜひ今年のバレンタインギフトに選んでみてくださいね。
photo|Sohei Kabe
最高級綿とされる海島綿の遺伝子を持つアメリカンシーアイランドコットンを使用。短い繊維をキレイに取り除き、柔らかな風合いを残しつつ、毛羽が少ない贅沢な1枚です。