検索 facebook twitter instagram googleplus hatebu feedly LINE プラス CLOSE TOWELTO > OTHER BACK TO LIST TEL HOME カテゴリー背景 カテゴリー背景 スライダー内記事の背景 この記事が気に入ったらいいね!してね
作る
2019/05/15

ミタムーの『種からタオル作り』 〜第6回 糸紡ぎマスターに弟子入り!糸紡ぎ準備編〜

ミタムーの『種からタオル作り』 〜第6回 糸紡ぎマスターに弟子入り!糸紡ぎ準備編〜

タオルのことなら何でもお任せ!東京西川のタオル課所属、タオルソムリエの三田村哲也(通称:ミタムー)。趣味はタオル、特技はタオル、三度の飯よりもタオルが好きというミタムーが、“綿の種をまき、綿を収穫し、それを撚ってタオルを作る”という挑戦を始めました!

前回、綿の収穫祭を終えたミタムー。ご覧のとおり、たくさん収穫できました!

今回はこの綿を糸にするため、定期的に糸紡ぎワークショップを行っている「糸紡ぎカフェ」にお邪魔することに。両手から溢れんばかりのふわっふわな綿を、どうやって糸にするのでしょうか?ミタムーチャレンジ、はじまり、はじまり〜!

三田村哲也

タオル担当マネージャー/今治タオル工業組合認定「タオルソムリエ」

三田村哲也

タオル担当歴12年目。社内屈指のタオルマニアで、人は彼を“Mr.タオル”“タオル道に生きる男”と呼ぶとか呼ばないとか…。「私が死んでもタオルは残る!そんなふうに、長く愛されるタオルを作りたいです!」。

いざ「糸紡ぎカフェ」へ!

無事に綿の収穫を終えたミタムー、次なるステップは糸紡ぎです。連載を始めたものの、糸紡ぎとなると、専用の機材も必要そうだし、紡ぎ方も勉強しなくちゃいけないし…。はたして本当に糸はできるのかしら!?と、心のなかで途方に暮れていた編集部員。そこに、笑顔のミタムーが登場。

「ふっふふふ。実はね、かねてよりぜひ、ぜひお邪魔したいと思いを馳せていた場所があるんですよ。その名も『糸紡ぎカフェ』!お酒を片手に、心を落ち着かせて糸を紡ぐ…そんなオトナの時間を過ごしてみるのが、男のロマンじゃない?」

まるで少年のようにキラキラした瞳で、糸紡ぎへの憧れを語りはじめました。お酒と糸──ちょっと不思議な組み合わせですが、さっそく月に一度開かれる「糸紡ぎカフェ」へ。ミタムーにご指導くださる糸紡ぎマスターは、Tokyo Cotton Village代表の冨澤拓也さんです!

冨澤拓也さん

Tokyo Cotton Village代表

冨澤拓也さん

広告代理店でバリバリ働くなかで、日本古来のオーガニックコットン(和綿)と運命の出逢いを果たす。和綿がほぼ絶滅に近い状況だと知り、農業と広告をかけ合わせた企画を実現、翌年社内で「Tokyo Cotton Village」を立ち上げる。その流れで会社を辞め、和綿の認知拡大・普及を目標に綿の魅力、糸紡ぎの楽しさを伝える活動を行い、和綿の普及を目指している。

「奥深く素晴らしい、綿の世界へようこそ。あなたも虜になること間違いなしです!」

Tokyo Cotton Village: http://www.tokyocottonvillage.com/

体験したら、もれなくハマる!糸紡ぎの魅力って?

さっそく、毎月ワークショップを行っている小田急線梅ヶ丘のFEP Cafeへ。この日、集まったのは12名の大人たちです。

農業に携わりたいという志をお持ちの方、織り物に興味津々な方、なかには2年目の結婚記念日を「綿婚式」と呼ぶ習わしにちなんで、ご夫婦で参加されている方も!

ちなみに結婚1年目は「紙婚式」、3年目は「革婚式」と、年に応じて名前がつけられているってご存じでしたか?おもしろいですね〜!

 

さっそく、収穫するまでの紆余曲折を、参加者の方に熱く語るミタムー。

「台風で枝が折れてしまって、一時は絶体絶命かと思ったんですけどね、なんとか収穫できたんですよ…(止まらないおしゃべり)」

それぞれの想いを胸に、いよいよワークショップがスタートです!

冨澤さん「今日は綿の魅力を、みなさんにとくとお伝えしたいと思います。かつて『糸紡ぎカフェ』を毎日営業していたとき、ボトルキープならぬ『糸キープ』というシステムを作っていましてね。会社帰りのビジネスパーソンや、誰もが知っている大物ミュージシャンが、ゆったりとした時間に身を任せ、それぞれのペースで糸を紡いで癒されていくんです。労力のかかる大変な作業ですが、いつしか心があったかくなる…。メディテーション、つまり瞑想のような作用もあるのではないかと、私は思っています」

「そういえば、あのガンジーも糸を紡いでいたなあ…」と真剣な面持ちのミタムー

 

まずは綿の種を取り除く「綿繰り」

冨澤さん「一口に綿といっても、いろんな種類があるんですよ。奥の白い綿が、三田村さんが作った『USAコットン』。手間の茶色い綿は、僕が栽培した『和綿』。色と弾力に、大きな差がありますよね」

綿には種が入っているので、まずは綿と種を分ける作業から始めます。

種が入っているままの綿を“種綿”というんですよ

冨澤さん「綿と種を分けるときに使うのは、『綿繰り機(わたくりき)』という木製の装置。木製のハンドルを回すと、上下にある2本の棒が回転するので、棒の間に少しずつ、少しずつ綿を吸い込ませます」

すると…

ミタムーの左手側には種が!

右手側には綿が!

(ミタムーが張り切りすぎて、ハンドルを持つ手が見えません!)

 

このように、綿と種をスムーズに分けることができるのです!ワークショップに参加している面々は、さっそく大興奮の様子。

ミタムー「いやあ、コレは楽しい!!快感すら覚えます。ちなみに冨澤さん…不躾な質問で恐縮ですが、この機械はおいくらくらいするのでしょう?家にあったら、永遠に楽しめそうだなあと思いまして…」

冨澤さん「今回ご利用いただいたものは、だいたい3万円くらいですね」

ミタムー「おおっ、ボーナスで買えるお値段…!さっそく家族会議にかけよう」

序盤から、糸紡ぎの虜になったミタムーなのでした。

物語は、この小さな種から始まったのです

次なるステップは「弓うち」

続いて、綿から枯葉やゴミを取り除き、繊維の厚さを均質にする「弓うち」という作業を行います。

冨澤さん「『綿弓(わたゆみ)』という専門の弓を使います。ツルの部分で、綿をトントンと優しく叩いていくと、綿がほぐれていくんです」

ビヨン、ビヨヨン…。

ミタムー「えっと…これで良いのでしょうか…?」

冨澤さん「弓を使うと、かなり時間がかかるんですよね。今日は『ハンドカーダー』というクシで作業しましょうか!2つのハンドカーダーを使い、クシの部分で綿をはさんだら、髪をとかすようにすり合わせます」

ミタムー「繊細な綿だからな、大切に、大切に…」

ミタム〜!集中するあまり表情が険しくなってますよ〜!

ゆっくり綿を剥がすと、チリひとつ混じっていない、キレイでふわふわな綿が取れました!

上にあるのが「弓うち」前の綿、下が「弓うち」後の綿。ふわふわ感がまったく違うのがわかります!

冨澤さん「綿を割り箸に巻きつけたら、糸を紡ぐ準備は整いました!」

ミタムー「冨澤さん、どうしましょう…手間ひまかけるうちに綿への愛情が深まってしまって、綿がどんどん愛おしくなってきています(照)」

冨澤さん「良いですね、その調子です!」

 

止まらない綿への愛情…!次回は「いよいよ綿紡ぎ!」をお届けする予定です。ミタムーの挑戦は続く…。

 

ミタムーの歩み

・第1回 綿の種まき編は、コチラ
・第2回 綿の芽は出るのか…!?編は、コチラ
・第3回花が咲くまで、タオルへの熱い想いを語る!編は、コチラ
・第4回 夏休み、ついに花咲く!編は、コチラ
・第5回 紆余曲折、やっと綿を収穫!編は、コチラ

KEYWORDS

この記事に関連するキーワード

ミタムーの『種からタオル作り』 〜第6回 糸紡ぎマスターに弟子入り!糸紡ぎ準備編〜

RECOMMEND

この記事に関連する記事をご紹介!