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暦を伝えるWebメディア『暦生活』と考える、生活の小さな楽しみ

2021.12.01

楽しむ
暦を伝えるWebメディア『暦生活』と考える、生活の小さな楽しみ 暦を伝えるWebメディア『暦生活』と考える、生活の小さな楽しみ

季節の行事や風習、旬の食べ物から季節にまつわる色・言葉まで、暦に関連する美しい日本文化を発信する人気メディア『暦生活(こよみせいかつ)』。

西川のスタッフたちも、実は大ファンのメディアです。今回は、私たちからのラブコールで『暦生活』編集部の細川さん、清水さんとの座談会が実現しました。

『暦生活』が、多くの人の心に届く理由とは?

そして暦とタオルを通してそれぞれが叶えたい、生活の中の小さな楽しみについてお届けします。

細川隆太さん(左)、清水理紗さん(右)

新日本カレンダー株式会社・『暦生活』編集部

細川隆太さん(左)、清水理紗さん(右)

365日暦についての記事をお届けしている『暦生活』編集部のおふたり。暦を通して生活がより楽しくなるようにと活動している。この日はオンラインでお話を伺いました!

365日暦についての記事をお届けしている『暦生活』編集部のおふたり。暦を通して生活がより楽しくなるようにと活動している。この日はオンラインでお話を伺いました!

千葉愛(左)、安藤咲(中央)、和田恵美子(右)

西川株式会社

千葉愛(左)、安藤咲(中央)、和田恵美子(右)

デザイナーの安藤、和田とタオル担当の千葉。3人とも『暦生活』の大ファン。『暦生活』の記事を読む時間が、日々の癒しになっているそう。

デザイナーの安藤、和田とタオル担当の千葉。3人とも『暦生活』の大ファン。『暦生活』の記事を読む時間が、日々の癒しになっているそう。

伝えたくなる、季節の思い出

青空

安藤:細川さん、清水さん、今日はありがとうございます。弊社には『暦生活』のファンが多く、同僚たちにうらやましがられながら、この日を迎えました(笑)!

千葉:『暦生活』さんと私たち西川って、扱うアイテムは違えども、実はちょっと通じるところがあるのではと思っているんです。まずひとつ目が、長く続く企業であること。『暦生活』さんはカレンダーの製造販売を行う企業として、100年近い歴史をお持ちなんですよね。

細川さん:いえいえ、創業455年の西川さんには敵いません(笑)。でも、そうですね。私たちの母体である「新日本カレンダー」は1922年の創業。来年には100周年を迎えます。

千葉:そうした老舗の企業でありながら、積極的にSNSを活用されていて。私たちもオウンドメディアやSNSの運用をしていますが、『暦生活』さんの人気には目を見張ります。なんと、Twitterのフォロワー数は18万人以上!

清水さん:フォロワーの皆さんには感謝しかありません。Webメディアを始めたのが10年前、SNSの運用を始めたのが9年前でしたが、どうしたら多くの人たちに興味を持っていただけるのか、本当に試行錯誤の連続でしたから(苦笑)。

安藤:SNSもサイトの記事も、ついつい読んでしまうし、気になってしまう。『暦生活』さんをチェックすれば、何か新しいことを知れるに違いない。そんなワクワク感があるんです!

暦の本をめくる

細川さん:わ、そう言っていただけると嬉しいです!私たちがメディアの運用を始めたのも、まさに個人的な「知りたい、伝えたい」という気持ちからでした。暦にまつわる習わしって、どこか古めかしく、ちょっと難しく、取っ付きにくい印象があったんです。でも、足を踏み入れてみると、すごくおもしろくて奥深い。それを、多くの方たちにお伝えしたかったんです。

和田:そこで尊敬してしまうのが、興味の引き方です。日本の古き良き習わしを伝える情緒的な記事もあれば、漢方やカレーをテーマにした、ちょっと変化球の記事もあったりして(笑)。ついつい、次から次へと読みたくなっちゃいます!

千葉:SNSも、多くの投稿に読者さんからのコメントが付いているのも印象的です。

清水さん:季節の移り変わりって、誰にも平等に訪れますよね。私たちが投稿した季節のお話が、受け取ってくださる方の経験とリンクする。それがまた誰かの経験を思い出させ、コメントにつながっています。「そういえば昔、中秋の名月にはこんなことをしましたよ!」などなど。

安藤:ずっと忘れていた季節の出来事を思い出し、誰かに伝えたくなる…その感覚、すごくわかります。すごくわかりますし、当たり前の日常に目を向けるって、とても素敵なことですよね。

 

タオルを1枚変えるだけで、生活が華やぐ

ひめくりカレンダーをめくる

千葉:私たち西川がタオルに力を入れ始めたのも、当たり前の日常をもっと大切に、もっと快適に過ごしてもらいたい、という気持ちからでした。タオルって、身近にあって当然の存在ですよね。でも、少しでも自分の好みに合う肌触りや色、素材を取り入れていただけたら、毎日がもっと心地よくなると思うんです。

清水さん:この座談会を前にタオルをお贈りいただき、千葉さんのおっしゃることを実感しました。いろいろな風合いのタオルに触れ、こんなにも種類豊富なことに驚かされましたね。シーンや気分でタオルを使い分けたら、気持ちよく過ごせそうだなって。

千葉:そうなんです。タオルも暦と一緒で、知り始めると奥が深いんです(笑)。弊社では日本最大のタオル産地である、愛媛県今治市の職人さんと一緒にタオルを作っていますが、今ではタオルだけでも7ブランドあります。風合いやサイズはもちろん、用途に合わせたアイテムもご用意していて。

西川タオル

細川さん:私も清水と同じく、風合いの豊富さに驚きました。自宅に持ち帰ったところ、妻もふわふわの肌触りに感激していて!それに色も豊富なんですね。正直、私はタオルにこだわったことがなく、我が家のタオルは狙ってもいないのに全部が白(笑)。そこに西川さんからいただいたタオルを加えたところ、タオルの棚が一気に華やぎました。

千葉:細川さんがお持ち帰りくださったのは、頬ずりしたくなるほど柔らかい<watairo(わたいろ)>のシーズンカラーですね。秋から冬への移り変わりをイメージしていただけるような色合いを表現しました。

安藤:季節の移ろいを示す色といえば、『暦生活』さんの『にっぽんのいろ日めくり』。私たちも拝見しましたが、「自分の誕生日は何色だろう?家族の誕生日は何色だろう?」なんて大盛り上がり。自分の誕生日の色をネイルにした社員までいたんですよ(笑)。

細川さん:そんなに盛り上がっていただけたなんて、ありがとうございます。楽しみながら日本の伝統色を知っていただくという、私たちの狙いどおりです(笑)。日ごとにカレンダーをめくっていただきながら、日常の一コマに彩りを添えられたら素敵だな、と。

 

季節の移り変わりもタオルも、日常だからこそ目を向けて

庭の風景

安藤:『暦生活』(新日本カレンダー)さんも西川も、どちらも長く続く企業。それともうひとつ、まさに「当たり前の日常を楽しむ」という想いが共通かもしれません。タオルも、『暦生活』さんがテーマにしている季節の移り変わりも日常ですよね。

和田:だからこそ、弊社では7つあるタオルブランドを束ねるような存在として、新たに『西川タオル』という屋号を立ち上げました。その『西川タオル』のコンセプトが「暮らしを愉しむ」。暦生活さんが掲げられている「日本の季節を楽しむ暮らし」というコンセプトに、とてもリンクするフレーズなんです。

清水さん:本当ですね。どちらにも暮らしという言葉、漢字こそ違うにせよ、楽しむという言葉が入っています。

細川さん:「日本の季節を楽しむ暮らし」というコンセプトは、昨年2月のサイトリニューアルに伴って、新たに考えたものなんです。暦にまつわる情報発信を始めたことで、私たち自身が本当に多くのことを学びました。季節の行事や風習にしても、季語や季節の色にしても、新しいことを知るたびに、生活が豊かになるのを実感していて。

清水さん:季節にまつわる記事を発信していると、四季の移ろいに敏感になるんです。例えば、ちょっと前まではすごく暑かったのに、気づけば鈴虫が鳴いている。鈴虫の音色に気づいたのをきっかけに秋の訪れを感じ、「すると、そろそろ秋の花が咲き始めるな」というように、野に咲く花にも目を向けたくなるような。

細川さん:そうした毎日って、すごく豊かですよね。些細なことではあるものの、毎日の暮らしに楽しみが増えますし、日々の生活に深みが生まれます。せっかく四季のある日本に生まれたのだから、皆さんとも同じような感覚を共有できたらいいな。こうした想いを込めたのが「日本の季節を楽しむ暮らし」というコンセプトです。

美しい山

和田:タオルの質って、本当に些細なことかもしれません。それでもタオルを変えてみると、顔を包まれる感触に幸せを感じたり、部屋干し臭がしないことに感激したり。『暦生活』のおふたりがおっしゃるのと同じように、生活が豊かになるってそういうことかなって。

千葉:タオルは毎日の洗顔に欠かせませんが、多くの人がこだわるのは洗顔料や化粧水ですよね。でも、そこをもうちょっと進んでタオルにまでこだわっていただけたら、お風呂上がりまで気持ちよく過ごせます。

細川さん:本当にそう思いました。西川さんのタオルを使ってみて、タオルって、こんなにも柔らかいのかと感動しましたし、これまではずいぶん硬いタオルで顔を拭いていたんだな、と反省しました(笑)。

清水さん:私は肌触りの優しさに安心感を覚えました。しかも、柔軟剤を使用しなくても、この柔らかさが持続するんですよね?

安藤:そうなんです。実は、柔軟剤を使わないほうが良いんです。薬剤が糸をコーティングしてしまい、吸水力が落ちてしまうので。でも、『西川タオル』は糸の種類にも、織り方にもこだわっているので、柔軟剤をお使いいただかなくても、ずっと柔らかさが続きます。なかには、洗うごとにふんわり感が増すタオルもあるんですよ。

清水さん:それはすごい!柔軟剤を使うべきか否か、いつも悩ましく感じていたんです。柔らかな風合いのほうが肌に優しい一方、肌のためには柔軟剤を使いたくなくて。毎日のジレンマから解放されるだけで、私にとってはすごく特別なことです(笑)。

 

些細な気づきと変化で毎日をイベントに

青空に電気送電線

千葉:清水さんがタオルに特別感を感じてくださったように、私も暦生活さんが発信してくださる情報に、生活のうるおいをいただいています。特に私は、満月をお知らせしてくれるツイートが好きで。疲れていたり、忙しかったりする日も「今夜は月を見上げてみよう」と思うと、気分もちょっと上向きになれるんです。

細川さん:ありがとうございます。月の満ち欠けにしても、タオルの肌触りにしても、暮らしを楽しむヒントって、実は些細なところに隠れていますよね。そこに気づくか、気づかないかで毎日の豊かさが変わりますし、私たち『暦生活』は、そのヒントをお届けできればと思っています。

安藤:私の親友が結婚式を挙げたとき、「子どもが生まれたら、小さな季節のイベントまで伝えられる家庭を築きたい」と話していて。お正月やお盆、桃の節句や端午の節句だけじゃなく、暦生活さんが発信してくれる二十四節気まで家族で楽しめたら、毎日がイベントのような暮らしができますもんね。

植物とガラス窓

清水さん:日常に少しの変化をつけてみる。これも暮らしを楽しむヒントですよね。日常のアイテムを自分のお気に入りでそろえるだけでも、やっぱり気分が上がります。私は今回の座談会を機に、お気に入りのタオルを見つけようと思いました。

西川タオル担当メンバー

千葉:なんと、うれしいお言葉!風合いも色柄もサイズも、本当にいろいろな種類があるので、悩む楽しみも味わってみてください(笑)。そして西川としては、暦生活さんとコラボレーションしたくなりました。暦生活さんが提案くださる季節の色でタオルを作ったら、絶対に素敵だと思うんです。

細川さん:確かに!それは素敵ですね。365日分の色をご提案できますので、ぜひ、ご一緒させてください(笑)。

和田:弊社では、タオルに刺繍を入れるサービスも行っています。お贈りする方の誕生日に合わせた色を選び、さらにお名前を刺繍したら、とても気の利いたギフトになりそう。細川さん、清水さん、楽しいお話から夢の広がるお話まで、今日はどうもありがとうございました!

オススメのタオル

暦を伝えるWebメディア『暦生活』と考える、生活の小さな楽しみ

頬ずりしたくなるほどの柔らかさの<watairo(わたいろ)>シリーズから、今回おすすめするタオルは「かるわた」。ふわふわの触り心地と、秋〜冬にぴったりな柔らかいカラーがやすらぎを与えてくれます。

 

※商品情報は記事公開時点のものです。

Photo | Ryo Tsuchida
Text | Kyoko Oya

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