“家事えもん”が伝授！古タオルを使う 幸せの小掃除 〜タオルでお風呂のカビ掃除を減らそうの巻〜

ずっと使っていたタオル、何だか最近、臭うかも…？

柔軟剤を入れてもゴワゴワしちゃって、洗顔には使いたくない…！

一般的に、タオルは約100回使ったら買い替え時といわれています。お世話になったタオルにサヨナラする前に、お掃除に使ってみませんか？

今回はタオルを使って、お風呂のカビ掃除を減らすワザをご紹介。

お風呂掃除で見落としがちなパート、それは天井なんです！黒くなっていなくても、カビが潜んでいることも。せっかく床や排水口などを掃除しても、天井から胞子が落ちてきてまたカビが生えてしまう…そんな恐ろしいサイクルを断ち切り、カビ掃除の回数をグッと減らしましょう！

タオルで、お風呂のカビ掃除を減らそう！

用意するもの

・タオル
・消毒用エタノール
※濃度が80％前後のものが最も適しています。市販のエタノールにはいろいろな種類があるのですが、ドラッグストアに売っている消毒用エタノール、もしくは「防カビに効果あり」と表記のある除菌スプレーを選びましょう。

※入手できない場合は、後述の「泡タイプのカビ取り剤」か「逆性石鹸」をご利用ください。

ステップ1

天井の水分を、タオルでしっかり拭き取ります。濡れたままでは、除菌効果が弱まってしまいます。

ステップ2

キッチンペーパーや乾いたタオルに、消毒用エタノールを吹きかけます。

アルコールを吹きかけるときは、胸より下の位置で。目に入ったりカラダにかかるおそれがあるので、絶対に天井に向かって吹きかけないでください。また、換気と、浴室の材質などを確認し注意書きなどに従って行うことも忘れずに。

ステップ3

天井を拭きます。浴室の天井が高い場合は、フロアモップにキッチンペーパーやタオルを設置し、そこに消毒用エタノールを吹きかけて天井を拭きましょう。

梅雨時は1〜2週間に一度、そのほかは月に一度程度行うといいですよ♪

アルコール除菌スプレーが手に入らない場合

アルコール除菌スプレーを使うのが安全で手軽ですが、いまは手に入りづらいかもしれません。そんな場合の代用品もご紹介します。

①泡タイプのカビ取り剤を使う

手順は同じです。まず天井の水分をタオルで拭き取ってから、泡タイプのカビ取り材を胸より下の位置で不要になっタオルやキッチンペーパーに吹きかけ、天井を拭きます。このとき、カビ取り剤が天井から滴らないように気をつけましょう。

その後、水で絞ったタオルやキッチンペーパー などでカビ取り剤をしっかり拭き取ります。

※ゴム手袋やマスク、目の保護、換気などカビ取り剤の使用上の注意に従って行ってください。

②逆性石鹸を使う

「逆性石鹸」は、ドラッグストアなどで手に入る液体です。

「塩化ベンザルコニウム」とも呼ばれ、市販のウエットティッシュ、コンタクトレンズ洗浄液、デオドラント剤などにも使われています。

水で200〜500倍に薄めて使い、リビング等の床や畳、手すり、自家用車の座席や、冷蔵庫、ゴミ箱など広範なものの殺菌・消毒に活用できるので経済的です!

※新型コロナウイルスの除菌は効果は証明されていません。

この逆性石鹸を水500ccに対して小さじ1/2（2〜3cc）ほどで薄めて、先述したアルコール除菌スプレーと同じ要領で使います。

梅雨時期、気持ちいいお風呂で気分をリフレッシュさせるためにも、ぜひお試しください♪