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決め手は“蒸しタオル”と“冷タオル”。手軽にできる目元専門サロン仕込みのクマ解消法

2023.08.30

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決め手は“蒸しタオル”と“冷タオル”。手軽にできる目元専門サロン仕込みのクマ解消法 決め手は“蒸しタオル”と“冷タオル”。手軽にできる目元専門サロン仕込みのクマ解消法

スキンケアをがんばっていても気がつくとできている、目の下のクマ。クマができると表情がどんより、お疲れの印象に見えてしまいますよね。

そんな時はタオルが活躍!

タオルを用いたクマの解消法に、クマができる原因からクマをできにくくする生活習慣、さらにはタオルに+αのアイケアまで、目元に特化したサロン『目の美容院』の代表・大野木眞理さんに教えていただきました。

 

寝不足や疲れだけではなく“あの姿勢”もクマの原因に

『目の美容院』は、全国に19店舗を展開する目元専門のサロンです。磁気の力を用いながら目元の疲れをほぐし、さらには全身も丁寧にマッサージ。見た目の印象のみならず、視界もパッと明るくなり、女性も男性も、最近では学生のリピーターも多いとか。

「現代はスマートフォンやパソコンが必須の時代。年齢を問わず、目元の印象や眼精疲労にお悩みの方は増える一方です。画面を長く凝視することは目の疲れを招きますが、同時にクマの原因にもなります。なぜなら、クマの原因の1つは血行不良。眼精疲労だけでなく、画面を凝視する姿勢が血行不良を招き、目の下のクマにつながります」

寝不足や眼精疲労も血行不良を招きますが、スマホやパソコンを凝視していると陥りがちなのが猫背の姿勢。猫背の姿勢を続けていると首や肩の筋肉が硬くなり、そこからつながる目まわりの血流まで悪化。目元の皮膚は薄いため、血流が停滞した毛細血管が透けて見えた結果、目の下が黒ずんで見えてしまうというわけです。

「血管は血液だけでなく、身体の老廃物を流す役目も担っています。血流が悪くなれば、老廃物の流れも滞るばかり。目の下が黒ずむほかに、目の周辺に老廃物が溜まってしまい、皮膚のたるみを引き起こすこともあるんですよ」

目の下のたるみは、クマと同様に表情がどこか暗く見えるだけでなく、老けた印象に見えてしまうこともあります。また、なかには目の下だけでなく、目元全体が黒ずんでしまう人もいるそうです。

 

タオルで簡単!気になるクマを緩和する血行促進テク

では、気になるクマを解消するには、どうすればいいのでしょう?

「サロンでは専用のマシンを使用しますが、ご自宅ならタオルでのケアがお手軽。まずは温めたタオルを目元に当て、楽な姿勢でリラックス。タオルが冷めてきたら、今度は冷やしたタオルを目元に当てましょう。この“温”と“冷”が目元の血流を促進させます」

1.水に濡らしたタオルを軽く絞る。

2.フェイスタオル1枚につき、500wの電子レンジで1分〜1分30秒ほど加熱。

温めたタオルを目元に当てる女性

3.やけどに注意しながらタオルを目元に当てる。

4.タオルが冷めてきたら外し、今度は冷たい水で濡らす。

5.濡らしたタオルをよく絞り、目元に当てる。

※温タオルと冷タオルの温度指定はありません。ご自身が「気持ちいい」と思う温度のタオルを使用しましょう。
※仰向けで寝た状態で行うと、さらにリラックスできて◎!

この方法、実はサウナと同じロジック。熱いサウナで体を温め、その直後に冷たい水風呂に浸かると血管の拡張と収縮が交互に起こり、血流が促されます。温めたタオルと冷やしたタオルを交互に目元に当てることで、目元にも同様の効果が期待できるというわけです。

「このとき、後頭部や首の後ろにある『天柱(てんちゅう)』『風池(ふうち)』『完骨(かんこつ)』というツボを一緒に温めるのもおすすめです。ここを温めると首や肩のコリがほぐれ、目元や頭の疲れもすっきり。タオルが面倒なときは、このツボを押すほか、つむじを押すだけでも効果を感じられるはず。強すぎず弱すぎず、気持ちいい程度に押してみてください」

タオルを目元や後頭部のツボにあてる

クマ解消に効く後頭部のツボの位置

天柱:首の後ろ、2本の太い骨の外側の窪み部分

風池:天柱のやや上、髪の生え際付近の窪み部分

完骨:耳の後ろ、出っ張っている骨の下部分

それぞれのポイントに指を置き、頭蓋骨を持ち上げるようにゆっくり押圧しましょう。ツボに指を置き、頭を後ろに倒すと入りやすいですよ。

目元のクマを解消に導く、おすすめの西川タオル3選

温タオルと冷タオルがクマ対策におすすめとわかったところで、どのようなタオルを使用すればよいのでしょうか?

「タオルはご自身が『気持ちいい』と感じるものを使ってください。ふんわり軽く、柔らかな風合いのタオルが良いでしょう。しっかりボリュームのあるタイプは、そのリッチなボリューム感が目元や首の負担になることも否めません。優しく目元に寄り添うような、“軽くて柔らかい”タオルが一押しです」

そこで西川タオルからクマ対策にぴったりのタオルをセレクトしました!

 

■<watairo(かるわた)>

watairoかるわた

糸に撚りをかけない無撚糸を使用した、ふっくら感が魅力のタオル。空気をたっぷりと含み、ボリューム感はありつつ、驚くほど軽い!まさに目元ケアにぴったりの1枚です。

<紹介したタオル>

■<moussepuff(ムースパフ)>

moussepuff

独自に開発したパフィールコットンを使用した<moussepuff(ムースパフ)>は西川タオルのなかでも人気のシリーズ。洗うたびにボリューム感がアップし、ふわふわ感も続き、デリケートな目元に◎!

<紹介したタオル>

■<しあわせの今治ガーゼ>

しあわせの今治ガーゼ

サラッとした肌触りがお好みの方には<しあわせの今治ガーゼ>はいかがでしょう。表面はガーゼ、裏面はパイル素材で、2つの感触が楽しめます。蒸しタオルとして使用すると、とても心地よいタオルです。ガーゼの優しい肌触りは、繊細な目元のケアにぴったりです。

<紹介したタオル>

クマ予防を心掛けることは、美容にも健康維持にも直結!

大野木さんが教えてくれたクマの解消法は、クマが気になるときはもちろん、日常的に行うのも◎。目元の血行が促進され、クマの予防にもなります。そして、日ごろからクマの予防を心掛けるなら、生活習慣を見直すことも欠かせないそう。

「クマを予防するには、よい姿勢でよく歩き、食事の際はしっかりと噛むこと。猫背にならないように背筋をピンと張り、かかとから蹴り出すようしましょう。1日の歩数は5000歩が目標です。また、よく噛むことで顔まわりの筋肉がほぐれ、クマの予防はもちろん、お顔の輪郭を若々しく保つことができます」

よい姿勢を意識することも、よく歩くことも、しっかり噛んで食事をすることも、クマの予防のみならず、健康な毎日を維持するために大切なこと。クマのない明るい目元を目指すことは、若々しい印象にも健康にもつながります。

そして、クマだけでなく目元の健康を維持するには「遠くの緑を10秒ほど見つめた後、自分の鼻を見るように目線を落とし、ギュッと目を閉じてください。すると、老眼の防止になりますよ」と大野木さん。

 

今回、お届けしたタオルを用いたクマの解消法も、日常生活で意識すべきことも、どれもが簡単にできることばかり。ぜひ、お試しください!

 

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EYE & BODY リラクゼーション 目の美容院

大野木 眞理さん

目元に特化したリラクゼーションサロン『目の美容院』の代表取締役社長。自身の父が強度の近視だったことから目の健康維持を強く意識し、独学で眼精疲労を癒すノウハウを習得。以前は化粧品会社に勤務していたことから、目の健康だけでなく美容にも詳しい。

HP

目元に特化したリラクゼーションサロン『目の美容院』の代表取締役社長。自身の父が強度の近視だったことから目の健康維持を強く意識し、独学で眼精疲労を癒すノウハウを習得。以前は化粧品会社に勤務していたことから、目の健康だけでなく美容にも詳しい。

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Photo|Teppei Daido

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